ZANGIRI ざんぎり WEB  神奈川県理容生活衛生同業組合

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カウンセリングコーナー

理容室全般

Q1 最新のヘアスタイルやむずかしいカットは出来るの?
Answer
組合では、勉強会や講習会を随時開催し、技術者の技術力向上に努めています。そして、同時に流行のカットやファッションについてはもちろん、今理容店に求められているものは何か、などの情報提供にも力を入れていますので、カットやセットに力を入れているお店では、最先端のセンスとテクニックが提供できますし、それ以外のやすらぎやくつろぎの場所を提供することに力を入れているお店では、快適なひとときを味わって頂けます。一口に理容店といっても、それぞれに個性があり、サービスもさまざまなものがありますので、お客様のお求めになるものに応じて、チョキちゃんマークが目印の理容組合加入店をお選び下さい。
Q2 女性が理容店に行っても大丈夫?
Answer
もちろん大丈夫です。理容競技大会などでは、レディスカットに多数の選手がエントリーし、そこで出来上がる作品もなかなかのものです。是非、お顔がツルツルになる顔剃りや、理容ならではのカットテクニックをご体験下さい。
Q3 いろんな人に使用するハサミやカミソリ。きれいにしてるのかな?
Answer
衛生面については、みなさまのご想像以上に神経を使っています。ハサミとカミソリだけでなく、くし、タオル、シェービングカップ等にいたるまで、肌に接する全てのものに、加熱処理や各種消毒液の使用等、細かな手順を定めています。組合も、各お店がお客さまに信頼してご利用頂けるように、万全の指導とサポートをおこなっていますので、チョキちゃんマークがついているお店なら、どこでも安心してご利用頂けます。

毛髪相談

Q4 ハゲや薄毛を予防するには毎日シャンプーをして皮脂をとった方がよいとHPで見たので実行したら最近では頭皮が乾燥してフケは出るし、汗が出るとカユくなるような頭皮になってしまいました。これを改善する方法はありますか?
Answer
シャンプーをするだけで皮脂を取り過ぎてしまうのは、シャンプー剤の洗浄力が強すぎるか、必要以上に洗い過ぎているためです。皮脂は頭皮にとって大切なもので、少なくても、多くてもマイナスになります。余分な皮脂はシャンプーによって取っても、必要以上に取ってはいけません。脱毛に皮脂が関係するのは毛孔という毛が皮膚から生えている穴の周辺に古くなった皮脂(酸化脂質)がつまることです。これをつまらせないために毎日取ることが目的なのです。そのためには毎日洗うシャンプー剤は酸性タイプのシャンプーで皮脂を取り過ぎないように、ていねいに洗うことが大切です。
当面の方法としては、シャンプーをする前に天然オイル(オリーブ油など)を頭皮に適量つけて、5~10分位おいてからシャンプーをすると自然に改善されます。
Q5 最近、髪がうすくなって来た気がするのですが、はっきりそれがわかる方法があったら教えて下さい。
Answer
髪がうすくなって来たといわれますが、どのようになったらうすくなったのだ、とはっきり理解している方が少ないようです。
うすくなるというのは髪の本数が脱毛して少なくなった状態ではありません。うすくなるというのは髪の数が減るのではなく、髪の太さが細くなるためです。そのためにボリュームが出なくなり、すけて見えるようになるのです。
初期の段階では発見しにくいのですが、早く見つけて手当をすることが大切です。
その方法は
・髪の太さをはかる。頭部の周囲の髪の太さで、天頂部の髪の太さを比較して20ミクロン以上、上の部分の髪が細くなっていたらうすくなる現象は進んでいる。
・脱毛の毛根を調べる。抜けた毛の毛根を検査して、半分以上の髪が異常脱毛なら悪化している。
・頭皮の状態を調べる。頭皮のチェックをして、進行の度合いを調べる。
ヘア・ケアの知識のあるお店ならチェックしてくれます。
Q6 私は、髪が硬く太いのが悩みですが、何か毛質を変える方法はありませんか?
Answer
硬くて太い毛質を根本的に変えることは出来ません。ただ一時的にシャンプー剤やリンス剤、コンデショニング剤などで手入れをすることにより軟かい状態に保つことは出来ます。これはシャンプー剤などに硬い毛を一時的に軟らかく成分が配合されていて、その効果により軟らかくなります。硬い髪用のシャンプーやリンスをおすすめします。その他にパーマやカラーリングをすることにより、硬い毛を軟らかくすることが出来ます。これは軟らかくするというより、パーマやカラーリングによって軟らかくなるということです。パーマ液を使ってウェーブやカールを出さないで硬毛軟化処理がある程度出来るので理容店で相談して下さい。
Q7 30代の男性ですが、最近白髪が目立ってきました。何か対策を教えてください。
Answer
30代での白髪はまだ老化現象とはいえないので、遺伝的なものが考えられます。 現在、白髪の原因ははっきりわかっていません。原因の一つは老化にあることははっきりしています。白髪は毛が白くなるのではなく毛をつくる毛母細胞のところで色素細胞(メラノサイト)がなくなるか、休んでしまうために毛の中に色素が入らず透明になり、白髪に見えるのです。 白髪を根本的に治す方法は現在ありません。それでも最近の研究では食べ物が影響しており、白髪を防ぐ食べ物としては ・銅(生かき、ごま、アーモンド、ピーナッツ、そば、牛レバー、バター、プルーン) ・セレニウム(バター、にしん、小麦胚芽、リンゴ酢、まぐろ、ほたて貝、牛乳、ほうれん草、小松菜) ・カルシウム(干しえび、煮干し、ひじき、ナチュラルチーズ、高野豆腐、青のり) 白髪の悩みにはカラーリングや整髪料の使い方でいろいろ対応出来るので理容店でご相談ください。
Q8 私は高校生です。父親が50歳でうすくなっています。
私も将来同じようになるのか心配です。どうしたらいいでしょうか。
Answer
髪がうすくなるのは遺伝的要素が強いことは確かです。しかし遺伝がうすくなるすべての原因ではなく後天的要素も多いので手入れをしっかりすることにより予防することは出来ます。
うすくなった髪を元に戻すことは現在ではまだ無理ですが、うすくなるのを予防することは出来ます。以下を心掛けて下さい。
・毎日自分の頭皮に合ったシャンプー剤でシャンプーをする。
・シャンプー剤は少量で洗い、十分に流すこと。
・シャンプー後は1~2分位、指圧やマッサージをして血行をよくする。
・マッサージの時、育毛剤を使うとより効果的である。
・毎日の食事が影響するのでタンパク質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよくとることが大切である。
・ストレスなど精神的なこともマイナス要因になるので注意する。
Q9 最近、シャンプーをした後カユミがでるのですが、どうしたらよいでしょうか。
Answer
カユミの原因は2つあります。1つは内因で体の中からきているもので、胃や腸の不調、ストレス、睡眠不足、疲労、その他の疾患により頭皮の状態が悪くなりカユミを訴える場合。もう1つは外因で整髪料やシャンプー、リンスなどの刺激によるものがあります。
シャンプーの後カユミがでるのはシャンプー剤の刺激によるもので、シャンプー剤が頭皮の状態に比べて洗う力が強い場合。シャンプー剤の量を使い過ぎて流しきれずに頭に残留した場合。シャンプー剤の成分の中に頭皮に合わないものが含まれていた場合などいろいろあるので、まず頭皮の状態を調べてみることと、シャンプー剤を洗浄力の弱いものに変えてください。それからリンスは使用しないでください。