第65回通常総代会概要
船津理事長は「皆様おはようございます。本日は総代会にご出席をいただき有難うございます。
各支部の総会も終了し新たな年度がスタートしました。各支部の総会でもお話をさせていただきましたが、今年度から今までテナントとして組合に協力していただきましたタカラベルモント様がみなとみらいに移転をしたことによりテナント収入が減少し、県組合としても様々な形で経費の削減を行っていかなければなりません。本部といたしましては野村局長との契約が終了し退任されました。野村局長は、山㟢元理事長の時から倉田前理事長そして私と3代にわたって15年務めていただきました。今日この場にはおられませんが、改めて感謝とお礼を申し上げたいと思います。また本日の議案書にもお目通しいただいたと思いますが、経理面においてもかなり削減した予算案になっております。
しかしこんな時こそ役員や組合員が同じ方向を向き一つになりピンチをチャンスに変える時であり、またまとまっていかなければならない時だと思います。組合のスケールメリットを最大限に活用し、業権を死守し組合員の安心安全を守っていかなければならないと思います。
安心安全といいますと昨年対話集会において「カスハラ」問題についての意見がありました。組合といたしましても組合員の死活問題にも繋がることから、議員の方々や指導センターをはじめ各方面に情報及び解決方法等を検討してまいりました。結果として相談を含め無料でセミナーを開催していただける情報を入手いたしました。ただどういう内容なのか不明です。今月の末に全理連中央講師会において開催されるセミナーの状況を確認した上でなるべく早く対策セミナーの開催を行いたいと考えております。決定次第皆様には報告いたしますので、他人ごとではなく自分のことと捉え多くの組合員の方々に参加していただきたいと思います。
昨年の総代会において、県組合はもとより各支部においても組合員全てが情報を共有して欲しいとお願いをいたしました。共有する事により組合が一つになり、組合としての価値が向上するのではないでしょうか。
まずは組合で行う事業に参加し、活用することが必要かと思っております。私は今全理連の教育委員長という立場で、パリで開催された世界大会に参加させていただき、改めて日本の良さと日本の理容技術の高さを確認してまいりました。その誇りをもって理容組合を盛り上げていければと思います。
結びになりますが、天候が不順で体調を崩しがちですので、体調管理をしっかりと行い、また、本日の議事進行に慎重審議をお願いし、冒頭の挨拶といたします」。と述べた。
その後、退職講師、永年勤続従業員(15年、10年、7年)の表彰、敬老者への記念品贈呈が行われた。
議長に茅ヶ崎支部の藤巻智氏、高津・宮前支部の長島淳氏が選出され、本人出席88名、委任状出席12名の計100名で、総代会が成立していることを宣し、議事に入った。
- 令和6年度事業報告承認の件
渡邉局長が説明し、異議なく可決承認された。 - 令和6年度収支決算報告及び剰余金処分案承認の件
古谷経理部長が当期剰余金は775万2,650円で前期繰越剰余金が、2,333万9,426円で、計3,109万2,076円で、法定準備金75万円、特別積立金75万円、次期繰越金は2,959万2,076円となる旨説明、監事(高橋茂雄氏、矢口真一氏)を代表し高橋監事から監査報告があった。
異議なく可決承認された。 - 総代提案及び要望事項に関する件
事前送付はなし。 - 令和7年度事業計画案承認の件
船津理事長が説明し、全員異議なく可決承認された。 - 令和7年度収支予算案承認の件
古谷経理部長が本会計の収入、支出とも680万2,700円の減である旨説明し、全員異議なく可決承認された。 - 借入金最高限度額承認の件
限度額1億円について、全員異議なく可決承認された。 - 令和8年度予算成立までの経費支出承認の件
経常経費、常任理事会で必要と認めた支出に限り認めることについて、全員異議なく可決承認された。 - 振興指針の改正があった場合における振興計画の変更認定申請について理事会に一任承認の件
渡邉局長が説明し、全員異議なく可決承認された。 - 監事改選の件
監事候補者、花井竹男氏(南・港南支部)、佐野博康氏(秦野支部)、靍見浩和氏(足柄上支部)について、全員異議なく可決承認された。 - 総代提案及び要望事項に関する件
提案事項の事前送付が1件あり、提案内容と県組合の回答は次の通り。
〔提案内容〕
厚生行政の専門知識のある野村前局長を顧問相談役として置いていただきたい。
〔回 答〕
顧問相談役を置ける財政状況ではないので、ご理解いただきたい。専門知識での不明点は、関係機関に問いあわせて対処していく旨、理事長が回答し、承認された。
遠藤副理事長の挨拶で閉会となった。