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令和5年度第1回講師会分科会

2023.6

 県講師会では2023年6月10日に新杉田の理容会館にて令和5年度第1回分科会を開催し、県下組合員への営業支援を目指す講師会分科会(第1〜4分科)の活動をスタートしました。この分科会とは毎年一つのテーマを定め、次年度の営業支援に向けて1年間に渡り各分科で研究を進めていく勉強会です。

 分科会の冒頭で采谷副講師会長より、今年度から新たに助講師として県講師会の一員となりました、髙久勝明助講師(さがみ原支部)が紹介されました。髙久助講師はこれからの一年間、第2分科(カット)にて活躍が期待されています。また、5月30日に全理連中央講師会総会において辞令を頂き晴れて全理連中央講師となりました、松下香苗全理連中央講師(神奈川支部)と茂木佑一郎全理連中央講師(平塚支部)が紹介されました。三名それぞれの新たなる一歩に大きな期待が膨らみます。

 その後、第一回分科会は本題に入って参り、例年の通りに今年度の新しい研究テーマが発表されました。今年度の分科会研究テーマは、なんと「フリーテーマ」です。つまりテーマに関しては各分科の自由となります。但しその自由は第1分科(トータルマネージメントプロデュース)、第2分科(カット)、第3分科(パーマ&カラーデザイン)、第4分科(トータルエステ)のそれぞれのカテゴリーを逸脱しない事が条件となります。今の時代、何が理容店にとって必要なサービスなのか?メニューなのか?等々を各分科でしっかりと研究していく事となります。「自由に研究する」と言う事は「したい様に出来る」と言う事なので研究しやすい感じがありますが、テーマを与えられている方が、そのテーマ自体に時代性やターゲットとなる年代や職種などの考慮がなされているので研究の方向性を見つけやすい感じもあります。「自由に研究する」という場合は、今がどの様な時代なのか、それぞれの年代や職種の人がどの様にその時代を生きているのか?未来についてはどうなのか?等々、研究の本題に入る前に把握しておかなくてはならない事が非常にたくさんあります。そこの部分の把握がしっかりとなされないままに研究を推し進めると後々に研究が行き詰まり、初期化してから再出発という事になりかねません。「フリーテーマ」と言うのは、実は非常に難しいテーマとも言えるのではないでしょうか。

 現体制の分科会も3年目に入っており最後の年になっています。これまでの集大成としてそれぞれの分科の特徴を活かし充実の研究となる様にして行かなくてはならないと思います。

  テーマ発表後は各分科に分かれてミーティングを行いました。各分科、早くもいろいろな提案が数多く出てきているようで非常に楽しみになって来ました。今年度も講師会に是非ともご期待を頂けたらと思います。

  講師会は分科会での各分科の研究により、私たち理容業界がお客様の豊かな暮らしの一助となれる様、そして私たち理容業界が幸せな業界となれる様に頑張って参りたいと思います。

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