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令和3年度講師会分科会リモート発表会

 

分科会発表会②

2022年3月14日(月)、令和3年度講師会分科会リモート発表会を開催しました。

分科会発表会は、毎年設定される研究テーマを第1分科~第4分科の各分科がそれぞれの視点で捉え、1年間かけて研究し、組合員の方々へ営業支援となるようにまとめて研究発表するものです。新型コロナ感染症の諸問題による影響でその開催が難しくなりましたが、昨年度は会議用アプリZoomを駆使する事によりリモートで開催する事が出来ました。そして本年度はリモートの技術を更にグレードアップしてライブ配信による研究発表にチャレンジしました。

ライブ配信にはスイッチャーと呼ばれる装置とそれをオペレート出来る人、カメラ、照明、音声とそれぞれを担当する人材、配信に適切な配置や配線そしてPCや機材の設定などなど、かなり専門性の高い知識と人材が必要です。また、配信全体を把握して総合的な指示をだすプロデューサー的な役割を果たす人も非常に重要です。講師会ではコロナ禍でなかなか集まって準備をする事が難しい中、ライブ配信プロジェクトチームを立ち上げて、この分科会発表会に向けて準備を進めて参りました。ライブ配信チームには講師会外から厚木支部の古室さんにもメンバーに加わって頂き、テクニカルな部分のほとんどをアドバイス頂くなど大変お世話になりました。古室さんありがとうございました。発表会当日にはマイクの故障など機材の問題が発生して前半はリモート参加してくださった方々に大変ご迷惑をおかけしましたが、後半は問題も落ち着いて発表をライブ配信する事が出来ました。

講師会分科会の令和3年度研究テーマは、『アフターコロナ(コロナ禍)にPRする理容のユニバーサルデザイン』です。ユニバーサルデザイン(UD)とは、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などいろいろな分野の設計(デザイン)のことであり、またそれを実現するためのプロセス(過程)です。それぞれの分野によってそれぞれのユニバーサルデザインが考えられるのですが、今回はそこに「アフターコロナ(コロナ禍)」というキーワードを絡めて、理容のユニバーサルデザインを追求しました。

発表は池田講師会長のユニバーサルデザインについてのプレゼンテーションからはじまり、LIVE配信講習会普及の提案、そしてリモートでの参加者へ配信スタジオの様子をライブ配信して紹介しました。続いて1~4分科の順で以下のテーマにて発表が行われました。

第1分科(マーケティング)『心をつなげるホスピタリティ』

分科会発表会③

第2分科(カット)『日本一わかりやすいオーダーチャート』

分科会発表会④

第3分科(パーマ&カラーデザイン)『笑顔になれるパーマデザイン』

分科会発表会⑤

第4分科(トータルエステ)『多様的なスキンケア・ボディーケア対策の持続型提案』

分科会発表会⑥

今回はコロナ禍のため、第1~第4のどの分科も集まって準備をする機会がなかなか得られず、ライブ配信そのものをあまりよく理解出来ない状態での発表となり多くの課題を残しました。しかしライブ配信は今後の新しい講習会の形式となる事が予想されますので、各分科は課題を一つ一つ解決しライブ配信を使いこなす事が出来る様に頑張ってくれると思います。

最後に池田講師会長より支部講習でのライブ配信講習会開催のお願いとライブ配信講習会申し込みの方法について説明がありライブ配信による発表会を終了しました。

今回の分科会発表会は初めてのライブ配信という事で、いろいろと多くの問題が発生しましたが、新しい講習会の形としての第一歩を踏み出したと言う点では非常に大きな価値があると思います。講師会はこれらの問題点を解決してライブ配信を更にレベルアップして参ります。

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